「前作よりは好きかも」96時間 リベンジ parsifal3745さんの映画レビュー(感想・評価)
前作よりは好きかも
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前作でブライアンが殺しまくったアルバニアの人身売買組織の親族・関係者が復讐を誓って、ブライアン一家を誘拐しようとする。単純に言えば、ブライアン一家を殺せばいいだけの話なんだけれど、そこはお約束。こちらが一人で相手は組織なので、普通に考えれば、人質とれば相手をおびき出して、武装解除させて、嬲り殺せばいいだけ。どう考えても分が悪い。そんな不可能をやってのけるのは、敵方が間抜けなのと、都合の良いストーリーだからなんだけれど。もっと、元同僚の力を借りるといいようには思えた。
ブライアンと妻が誘拐された後,タクシーで移動しながらその経路を覚えようとしていたり、手りゅう弾を爆発させてアジトを特定し、娘に拳銃を投げ入れるようにした所なんかは秀逸。二人を誘拐しておいて、敵はまともに見張りをつけず、サッカーの試合視聴に興じる間抜けぶり。娘を探さなくていいの? 自分の自由が利くようになって、妻を安全なところまで移動させなかったのは主人公の間違いでしょ。タクシー捕まえて大使館に移動させるなど何かあったはず。
普通に考えれば、元旦那がCIAエージェントで、人を殺しまくっているのを見たら、一般人はショックで、近寄りがたいだろうな。少なくても、「パパー、パパー」にはならないだろう。一体、現職の時は、どんな仕事をしてきたのだろうと。こういうCIAエージェント系の映画は、CIAのイメージアップ戦略映画と思っているから、爽快感を感じることに躊躇いが生じる。NHKの「映像の世紀」CIA 世界を変えた秘密工作等を見ると、如何に酷い工作をやってきたががよくわかる。
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