「老ヒットマンの散り際とは・・・」ラストヒットマン としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)
老ヒットマンの散り際とは・・・
珍しいカナダの作品。
その、全体に流れる殺伐とした雰囲気や銃撃、血の飛び散り方は
まるでリュック・ベンソンの一連の作品を見ているかのよう。
親子のヒットマン、そして新たに弟子になるヒットマン、娘のかたぎの
ボーイフレンドがそれぞれの人間関係を浮き立たせてゆく。
期待していなかったわりには面白かった。
最後は伏せておきますが、老ヒットマンの去りゆく姿は
悲しさと同時に高貴なまでのプロフェッショナリズムを
まざまざとみせつけてくれます。
いわゆる職人の最後の幕の引き方。
不祥事を起こした会社のトップや
政治家の方々にも見習ってほしいものです。
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