劇場版 TIGER & BUNNY The Risingのレビュー・感想・評価
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テレビアニメ+The beginning視聴済み。個人的には思った...
テレビアニメ+The beginning視聴済み。個人的には思ったより良かった。(レビューが結構分かれてた)アニメ版と映画版では監督が違うとのこと。それのせいなのか分からないが確かに作画も違うしストーリーもなんというかキャラクターの痛々しさが強調されていた気がする。虎徹が現実を諭される場面やネイサンの過去のトラウマ、アントニオの方向性迷子など見ていてあまり気持ちは良く無かった。そこにきてバーナビーとの関係の相違。アニメ版でかなり仲は深まった感じだったのにあんな風に簡単にギクシャクするのはん?と思った。折角の新キャラも噛ませ犬っぽいポジションだったし。その点他の女性陣のカッコ良さは良かった。
そして10年!?ぶりに新作が放送決定!!!先行配信組の評判は良さそうなので地上波が楽しみ!!
トラウマ克服ビームのじいさん
私はそもそも一期の25話観たんですが、ヒーローにスポンサーがついて職業として金の動きまで描いて成立させる基本の設定こそ惹かれましたが、のめり込みはしませんでした。
世界も話も、異能力の特性的にもどんな展開でも作れる懐の広さというか自由さが与えられて逆に迷ったんでしょうか。紆余曲折を経てタイガーとバーナビーを並べて映すのがこの作品の柱であり、それは達成されていました。それ以外の復讐に燃える時計屋の息子やファイアーエムブレムの過去、虎徹さん自身の人生設計、自己斉一性拡散の危機にあるバイソンさんなどなど鬼気迫るエピソードは特になし。一応、NEXTは人間ではないという過激発言が登場し、それを突き詰めると差別に取り組むX-MENのレガシーに挑むことになります。そこまでの重さは目指してないでしょう。しかし映画なのでずっとのほほんとしているわけにもいかず、という。
というかこれだけいいキャラクターがたくさんいるんだから、ライアンだのシュナイダーだの出さなくても楓ちゃんなりヒーローの誰かなりルナティックなりをフォーカスしてほしい。観やすくて、ヒーロースーツや特殊能力が登場して、可愛い女の子が躍動するだけで観る理由としては十分なのです。それに賛否がわかれるようなギャグや哲学を廃している安心感もタイバニのいいところ。テレビ版と大きく変わらなかったな、という感想で全く不満はないですけどね。
あと眠り病ビームのじいさん。過去のトラウマと直面させて、それを乗り越えられるまで起きられなくする能力。あれは直ちに心療内科を開くべきです。確かにショック療法であり、失敗や更なる心の傷を負うリスクに慎重になるべきですが、無意識のうちに抑圧されたまま生きている人たちに前を向かせる可能性を秘めています。私だったら医師に相談した上で一度受けてみたいですね。
私の好きなシリーズの内の1つである「ダークナイト ライジング」に続き、「タイガー&バニー ライジング」ですか。前者は物理的に壁よじ登ってましたからね。こちらは比喩でしょう、2部から1部にライジング、地位もギャラもライジングということでしょうね。
2期も観てきます!
揺れ方にまずビビった
虎徹とバーバビーの絆
ヒーローの在り方
シュテルンビルトを長年にわたりコントロールしていたマーベリックの失脚後を描いた完全新作。
2部ヒーローながらも活躍していたタイガー&バニー。ある日アポロンメディアの新オーナー、マークシュナイダーの計らいによりかつての仲間たちが今もなお活躍する1部への昇格を持ちかけられる。
しかしその話には虎徹にのみある条件が存在した。
今作はしっかりとオリジナルストーリーで全編に渡り作られている。虎徹の後任として選ばれたのはニューヒーロー、ゴールデンライアン!
オレの!!ブーツに!!キスをしな!!!
勘弁してください!!鳥肌が止まりません!!恥ずかしいです!!劇場で見たときは消えてしまいたかったです!!笑
とまあ散々に言うが実際悪くない。グラグラ能力で余裕のチートを発揮。敵と一緒に味方も潰す笑。この嫌われ具合を流せるメンタルは異常笑。
そしてバニーの幸せを思い、身を引いた虎徹。
いいねこの渋さ!こういう渋さをずっと見たかったわけですcv平田広明で!笑
でもやっぱり無能なとこは抜けなくてカーナビも使えないタクシードライバーに笑。実家帰れよとつくづく思う笑。
今回はシュテルンビルトの昔話をなぞらえたミステリアスな展開が魅力。ヴィランとしては声デカ野郎と踊り子と無条件に強い仙人。そして大ボスにマグニ(ry 磁力を操るヴィルギル!
このヴィルギル戦、劇場版ならではのド派手アクションが炸裂。そんなこと出来たのお前らと驚くぐらいタイガー&バニーが速い強い。毎回やってくださいこういうの笑。
締めもいい具合にまとまっていたなかなかの良作。ライアンまだいくらでも活躍の余地あっただろうにフェードアウトなんてもったいない。
そろそろルナティック話も進めてもらいたいなって思ってたあたりでまさかのハリウッド実写デビュー笑。こりゃ楽しみだ。
TV版がやっぱ、1番イイ!!
彼らの未来を応援したい
ヒーローのかっこよさ
久しくいいものを観た
アニメ版は長いなかでのキャラや環境の
変化に対応していく姿を描いていた中で
映画という単発な話という面ではその良さ
深みが出るかと言うとそうではなかった。
しかし既存のキャラの背景を引き出して
変化を起こすのは特定のキャラのみとして
2時間というたかが4話分くらいの間を
上手く使って表現されていた。
複数の方々は不満を露わにしているが
それはアニメ版での感動ありきの問題で
この作品に対してのマイナス意見とは
受け取れなかった面からみて
この作品は素晴らしかったと客観的に思う。
個人的な意見としては続きというより
ボーナスステージのような感じだったが
本来の影響力を引き出した最高の映画だ。
ぜひともみなさんに観ていただきたい。
小さい頃に感じた熱い気持ちや興奮が
あなた方に宿ると思う。
ヒーロー二軍
Risingとは第二期の幕開けかと期待したが…
相変わらずムダのない構成と、CG・アニメーションの表現が良かった。
(特にOPにおける桂正和の各キャラ書き下ろしイラスト)
肝心の中身に関しては各主要キャラにスポットを当てつつも、最後はやはり虎徹とバーナビーに焦点を絞って締めると言う、ハッピーエンド。
映画と言う制約された時間の中での物語なだけに最大公約数的なシナリオになってしまった感はあったが、それでも特に不満を感じる事はなかった。
個人的に嬉しかったのは本編で省かれていたファイヤーエンブレムの過去に肉薄する様なエピソードが描かれていた事と、完全にネタキャラと化したロックバイソンがもう一度ヒーローとしての矜恃(?)を取り戻す為に奮闘する姿。
この二人に関しては存在感だけでキャラクターとしての個性が際立ってしまっていた感があった為、本編でその内面に迫る様なエピソードはなかったが、今回の映画でその意趣返しをするかの様な〈補完作業〉が完了した事で、よりファイヤーエンブレムとロックバイソンと言うキャラにに厚みが増して良かった。
更に内容に関して言及するなら、やはりタイバニとは父性の物語であると言う事。
虎徹と楓。ルナティックとレジェンドの関係。そして…今回の事件を起こす黒幕が背景に持っていた動機と、バーナビーブルックス〈Jr〉である事の因縁。
今後のタイバニについて望む事はまだまだある。
虎徹とルナティック、お互いが主張する正義と正義のぶつかり合いや、ウロボロスの実態、そして活躍したようでほとんど活躍してなかったゴールデンライアンのその後などを描く為にも。為にも!
是非、タイバニの第二期を切望する。
幕開けと夜明けのダブルミーニング。
その為にRisingってサブタイトル付けたんじゃないんですか?
そしてそして…若かりし頃のシュナイダーの顔が、まるっきりスティーブジョブズそのものだった笑
毎回ながらこう言う顔のみの外タレオマージュ(?)には笑わされる。
面白かった!
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