「よかったけど微妙」劇場版 TIGER & BUNNY The Rising 千夏さんの映画レビュー(感想・評価)
よかったけど微妙
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興奮したし、戦闘シーンも格好良かったですが、突っ込みどころが多すぎて微妙でした。
以下、愚痴のような批評ですので、苦手な方はご注意ください。
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まず、何と言っても虎徹さんが終始なよっちいというか、意志が弱いというか、微妙です。
アニメでの「ダサいけどかっこいい」から腐女子受け狙いのおっさんになってるように感じました。私も腐ってますが、あざと過ぎるのはテンション下がります。
ラスボスも、何年も秘書として秘密を探っていたんだ! とか言うなら毒でも盛ってさっさと始末しましょうよ。
有能な秘書として働いていたせいで潰された会社がいっぱいあるんじゃないの?
そしてなぜ脱いだ。
ヒーローたちの悩みを掘り下げるのはいいんですが、キャラソン意識しすぎてパーティ固定なのが、なんか販促っぽくて……。もうちょっとお金お金な感じは隠してほしい。お金払うために映画見てるんじゃなくて映画を楽しむためにお金払ってるのに、いやな意味でリアルを感じました。
そして一番冷めたのは、最後のタイガーコールです。
あれ苛めじゃない? 私がライアンの立場だったら泣いてる。
嫁姑戦争で弱弱しさを全面に出したら姑が勝った、みたいな。
偶然にも、都合よく、空気を読んで、海外の大富豪からオファーが来ていたおかげで事なきを得ましたが。
よかったのは二部の子たちとライアンくらいかなあ、と。
アニメの時から大好きだったのに、この映画を見て一気に冷めました。本当に残念です。
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