「実はガッカリかも」劇場版 TIGER & BUNNY The Rising 2号さんの映画レビュー(感想・評価)
実はガッカリかも
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元々のアニメが好きで期待して行ったのですが・・・
まず、戦闘シーンに力を入れすぎてどうにも作画が安定していなかった印象が・・・
一部のキャラは可愛くなっていたのですが、バーナビーと虎徹はひどい出来でした。
服装を変える 老けさせる 髪型を変える レベルではなく絵柄自体が変わってしまっていて残念なレベルです 安心して見れるレベルではないと思います。
元々そんなにキャラデザが一貫してなかったんですが今回は特にひどい。
物語自体は単純明快ですが、敵にもタイバニ本来の捻りがなく ただキレイ事を並べ立てて美しいヒーローモノにしましたって感じです。
ライアンもただバディへ対しての繋ぎとして出されたという位置づけが否めない…こう大好きな熱狂的な方々にとっては何が不満なの?と言われると思いますが、映画としてはやはりカタルシスや面白さが一番なので、ただごちゃごちゃしてて、戦闘シーンがすごいじゃ済まされないんだと思うんですよねぇ
監督が変わってしまったからだと思いますが、キャラ解釈が映画の2時間という枠の中でたくさんのキャラの色んな過去を見せすぎて逆に浅くなってしまっている。
アニメでは伝わってきた主題が、ちょっと何を伝えたいのかちっとも伝わってこない映画になってしまっていますね。
他のアニメ映画であるものと色々比べてみるとまた面白いかもしれません。
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