「大いなる子供。」コドモ警察 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
大いなる子供。
TVドラマ版の方はチラッとしか見ておらず、
しかしあんな子供によく言わせるもんだ^^;と感心しきり。
「名探偵コナン」版「太陽にほえろ!」みたいな(爆)
コナンは置いといて、太陽にほえろがリアル世代の自分には
あはは、似ている~!といちいち笑える箇所多数。
それにしてもナベさん(59才・鏑木海智くん)巧すぎるだろ!
大人になった時の声が平泉成、ってのにも大笑い。
他の面々は総じて(デカ長自ら舌足らずで)滑舌が悪い悪い、
そこがまた可愛いんだけど、ナベさんはスラスラ言うもんね。
やっぱ違うわー。年の功。あ…違うか、まだ12才だ。
ブルとエナメルもいい。
ブル(28才・竜跳くん)が太陽~のジーパン役なのは明らかで、
本人(松田優作)も、あんなには走ってばかりじゃなかったぞ。
エナメル(29才・相澤侑我くん)は大人姿を見せるけど、
却って子供姿の方が色っぽいわ、イケてるわで面白い。
マイコ(30才・本田望結ちゃん)は、どう見ても浅野温子か?
大人の声が平野綾だったとは!(浅野より色っぽい)
イノさん(49才・青木勁都くん)、スマート(39才・秋元黎くん)も
いいキャラになってる。イノさん、カツ丼ネタが良かったぞ。
事件の設定や内容はどうあれ、ほぼ刑事コントの世界なので、
デカ長のブラインド細めに開けるシーンとか、クラブバーでの
ブランデーグラスとか、電話とって「なに~っ?」って言うとか、
クライマックスはヘリとライフルなど、往年の懐かしい場面が
子役で忠実に再現されているところが楽しめる。
吉瀬との会話なんて、意味分からないで言ってるんだろうな~
福くんは。幾らキレイでもオバサンだもんねぇ、彼から見れば。
とにかくこれは懐かしいギャグ満載と、そういう心構えで観れば、
なかなか面白い珍品ドラマ。芸達者な子役ならではの出来映え。
(いきなり歳をとって足腰弱い若手ってのはどう?65歳の新人とか)