「ありふれた家族 ありえない真実」もうひとりの息子 薄皮饅頭さんの映画レビュー(感想・評価)
ありふれた家族 ありえない真実
観客のほとんどが熟年層だった。あまり若い人が観る作品ではないらしい。
内容は非常に淡々としていて、派手な演出は一切無し。
ドキュメンタリーを見ているようだった。
とにかくあっさりしているので、作品に入り込めなかったら寝てしまいそう。
二組の家族はどちらも、どこにでもありそうな家庭。
それ故、子供の取り違えというショッキングな出来事に対する反応もリアル。
ぎこちなくも、歩み寄っていく姿が丁寧に描かれている。
楽しむには、イスラエルとパレスチナに関する予備知識が必要かも。
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