「イシュマエルとイサク」もうひとりの息子 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
イシュマエルとイサク
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一つの学説にはなるが、イスラエルという国は『ユダヤ人のたっての希望で建国された国』ではない。各国に散らばるユダヤ人を一箇所に集めようと考えられた事だと一般的には言われている。つまり、どこの国にも反ユダヤ感情があり、それを解決するためには『ユダヤ人を一箇所にまとめてしまえ』と言った、いささか乱暴な感情があった。今で言う、難民の為の土地を無理矢理作ったと言うことだ思う。それを、イギリスの指導で行い、その土地が、現在(当時)ではアラブの地であったって事だ。それが経緯だ。
さて、結論から言うと、ユダヤ人もアラブ人も人種的には一緒。つまり、日本人に例えるならば、沖縄県人と北海道民の違いと同じだと思う(これも一つの学説)。その中で、この映画は右往左往する。ロミオとジュリエットみたいに。
イギリスでは、トーバー海峡を渡ってきた移民(難民)をルワンダへ強制移住されようとしている。現在の話であるが、イスラエルも同じ様に建国されたと僕は思う。
実話に基づく話でなくて良かった。『事実は小説より奇なり』だと僕は思うが、すごく共感できる。
『君はバイカル湖オリホン島出身のロシア人なんだよ』って夢を見て、喜んですがすがしい朝を迎えた事がある。今では、自虐的言い草だが、僕はロシア人にもウクライナ人にも憧れ、尊敬いている。
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