「トンデモ日本は楽しめるが、それ以外は?」ウルヴァリン:SAMURAI αさんの映画レビュー(感想・評価)
トンデモ日本は楽しめるが、それ以外は?
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案の定トンデモ日本な描写。まあ、ファンタジーみたいなもので、地理的な整合性とかリアリティは求めてませんから、こんなものでしょう。
増上寺を飛びだしたらそこが秋葉原で、次に上野から新幹線に乗ったら東北へ…じゃなくて長崎へ。まあ、外国人から記号的な、いかにも日本な風景などを切り張りしたらこうなるって感じかなと。
逆に海外の映画をみるとき、気にしていないそうした点は、現地の人から見ればツッコミたくさん入ってるんでしょう。そう思って、そこらへんは笑って見られたんですが、それ以上にどうもいまいち自分の中で盛り上がりにかけたのは、やっぱりX-MENシリーズはミュータント同士の戦いや、ミュータントであるがゆえの苦悩みたいなのに期待してるからかな…と思いました。
今回登場するミュータントはウルヴァリン以外だとヴァイパーだけで、彼女はいまいち存在意義もわからず。
これまでのX-MEN3部作、ファースト・ジェネレーション、ウルヴァリンゼロを通して時系列にすると、これが一番新しいのかな? エンディングにあの2人が出てきたところが一番高まりました。今後の展開に期待です。
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