シュガーマン 奇跡に愛された男のレビュー・感想・評価
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聞いていた話通り
事前にどういうストーリーか聞いていただけに、それ以下でもそれ以上でもなかった気がします。LiLiCo始めいろんな人が絶賛してましたが、こんだけすごい話、もう少しドキュメンタリーとしておもしろく作れたのでは?と思ってしまいました。
ロドリゲスの人柄が素晴らしいのは十分伝わりましたが。
しかし、ネットが発達し、たいぶと自由になった現代ではあり得ないであろう話ですね。それだけに、時代を象徴するような作品でもあると思います。
シュガーマンのメロディが頭から離れない
ドキュメンタリーだからストーリーが面白いとかそういう事では無いけど、ロドリゲスという歌手を知る事が出来て、本当に良かった。
南アフリカのコンサートのシーンはジーンと来る。
Miracle
実際にあった奇跡。なぜSixto Diaz Rodriguezが70年代のアメリカでは売れなかった?彼は地味だから?彼はヒスパニック系だから?ふと考えた。ともかく彼はAmerican Zero, South African Heroだった。昔にあったねこんな奇跡。ドキュメンタリーで流れた彼の曲は悲しくて実によかった。そしてようやく南アでコンサートを開けた当時の光景はすごく感動をもたらす。
発する人には言葉の伝わり方が予測不能という典型.これがドキュメンタリー
観たあと思わずサントラCDをポチってしまった.ちょっと説明不足気味だがそれがドキュメンタリーの良いところでもあるかな.こういうこともあるんだね,というか言葉の伝わり方って発する人には予測不能という典型
心に残るドキュメンタリー
本人を導き出す前半から、「奇跡」、そしてその後まで。構成の上手さが光っている。
でもそれ以上、というより彼という人物が生きた長い時間、生きることをまっとうする姿、その純度がなければこの作品は成立しなかったはずで、心動かされるすばらしい映画になっていると思う。
楽曲は誇張なく良いと思えるし、自由を圧された遠い異国の地で聞き継がれた事実は、どんなプロモーションより音楽自体が持つ力を証明している。
ラスト、スーツにショルダーバックをさげてとぼとぼと歩くシーン、頼りなげで前向きで強かな彼の姿がとても印象的で心に残った。
本当に不思議な人
本人が全く知らない間に地球の裏側で伝説となって皆が口ずさむほどに歌が大ヒットしていたなんて信じられない事実!こんなミュージシャンはシュガーマンでけだね♪驚いたし、印税が全く入ってこなかったっていうのもこの人のいいところだわ
デトロイト→ヨハネスブルク
娘達の凛とした美しさが印象的。デトロイトの人に話をしてどんな反応でした?という質問に、ステキな話だからみんな喜んでいたわと答える次女。建設現場の友人のアーティストへのリスペクトっぷりも素晴らしい。
ドキュメンタリーはいいね
こんなことがあり得るのかというくらいの映画。金絡むと色々と怖いわ。運、タイミング、時代がこういうことにさせたのか。今では全く信じられない話。ただこういう人間でありたいと思わせるものがあった。こんな地に足の着いたブレない人間でありたい。
なんか心洗われたわ。常に穏やかでいれるようにいたいと思いました。
本当にこんな事があるなんて…
本当にこんな事があるなんて!観て、聴いて良かったです。
アパルトヘイト時代の南アで愛され人々を勇気づけた、「シュガーマン」をはじめとするシンガーソングライター・ロドリゲスの歌。
伝説の彼方にいるロドリゲスの真実に迫るドキュメンタリー。彼の歌も何曲か聞くことができます、素晴らしいです。
観終わってみると、全てが奇跡のような、なにかの定めに従った必然のような、不思議な気分でした。
穏やかで幸せな気持ちをもらって帰りました。
ドキュメンタリー映画で感動出来るなんて、信じ難いが、最高でした
個人的な事なのだが、私の映画友達が是非この作品を観るようにと薦めて来た。
「でも、この作品ってドキュメンタリーだよなぁ?」しかも、ロドリゲスと言うマイナーな歌手、そんな歌手の映画がどうして面白いのだろうか?
しかし、そのロドリゲスと言う人物は、知名度が無くて、何故伝説の歌手に成り得るのか?
「不思議だよなぁ~矛盾してないか?何故マイノリティの歌手の映画が出来るの?」
そこで、その矛盾を探ってみるかと、重い腰を上げ、上映最終日の映画館へと行った。
確かに、言われた通り、驚かされた!凄いパンチで顔を思いっ切り殴られた気分だった。そして、映画の後半では、自然と涙が込み上げ、泣いている自分に、更に驚かされた!
サブタイトルが「奇跡に愛された男」と有るが、なるほど、彼の人生こそは奇跡だ。
彼のこの不思議な運命を追った本作は、映画としても、とても豊かで、興味深い作品だった。
事実は小説より奇なりとは、正に彼の人生を形容する言葉だ。
しかし、観客で有る私は、彼の歩んで来た不遇の人生を観て、彼の事を想うと、何故か、苦労の人生でありながら、しかし、生きる事の素晴らしさや、生きる力が伝わって来て、何故だか終映する頃には、彼の素晴らしい魅力の虜になっていた。
奇跡の伝説のスターの所以が、やはり映画の全編から薫り出して来るのだ。
単館系映画館での上映で、また日本の何処の映画館で上映されるかは解らないが、もしも、あなたの家の近隣の映画館で上映する事が有ったなら、是非観て貰いたい作品だと私も友人同様みんなにお薦めしたい。
映画館では、上映終了後、彼のCDの販売はしていないのか?と、映画を観終わった人達が、口々に映画館の係員に聞いていた。
私も、CDを購入したかったが、残念だが購入出来なかった。
映画の中で紹介される彼の作曲した歌は、力強いメッセージで、人々の心をわし掴みするパワーに溢れていた。
この作品が、確かに数々の映画祭に於いて多くの賞を受賞していた事にも納得した。
私の長い映画人生の中でも、ドラマでもない、ドキュメンタリー映画で感動すると言う経験は、正にこれも奇跡の一つだった。
アメリカでも、口コミで上映館が拡大し、ロングラン上映していると言うのも頷ける。
上映されていなければ、是非DVDが出てからでも遅くはないので、是非この感動を観て欲しい!
驚きと感動
驚き、感動しました。「音楽の力」、「歌の力」ってスゴイです。
ロドリゲス、アパルトヘイトと闘った南アフリカの民衆やミュージシャンたち、南アフリカでヒーローとなったロドリゲスの消息を探した人たち。
・・・希望をあきらめずに追い続けることの大切さを教えてくれる映画です。
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