「パンダ誘致」県庁おもてなし課 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
パンダ誘致
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県庁の臨時採用職員だった明神多紀(堀北)はある意味切れ者。仕事もテキパキと掛水の想像以上の働きぶりを見せる。ここですでに民間と公務員の差を見せつけられる。パンダ誘致の件からすぐに25年前に県庁を追われた男・清遠和政(船越英一郎)を割り出してしまったのだ。そして観光コンサルタントを依頼する交渉においても贈収賄にならぬよう気配りが冴えているところを見せてくれる。
そして清遠が持ってきた観光コンサルタントとしての企画は“高知県レジャーランド化構想”という途方もない発想だった!しかも報酬は五百万円!
バンジージャンプやハングライダー、自然を生かしたそのままの巨大レジャーランド。その職員たちの奮闘ぶりも描かれてはいるが、掛水と明神との恋物語、吉角とかつては親子・兄妹だった清遠一家との恋物語と、ストーリーのスケールがだんだん小さくなっていったのは残念でならない・・・
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