プレミアム・ラッシュのレビュー・感想・評価
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登場人物ほぼ全員クズ
社会のクズと犯罪者しか出てこなかった作品
主人公・ヒロイン・悪役?全員が屑でしたね。
どこを応援したり共感して楽しめばいいのか分からなかった
最後も中国人の密入国とか現実でも起こってる最悪な状況
密入国出来てよかったねとはならない、あなたたちが世界を悪くしてるんだよと。
まともな人物一人くらい主要人物で入れてくれないと楽しめない
決して真似をしないでください!
ロースクールをドロップアウトしメッセンジャーとして働くワイリーが配達を請け負った小さな封筒。何でもない仕事のはずだったのに、警備員を名乗る怪しい男に封筒を返すように言われる。依頼人と知り合いだった彼はこれを拒否するが…。
こういう巻き込まれ型のサスペンスは目新しくはない。
新鮮なのは、主人公がメッセンジャーでアクションシーンは自転車によるものだという点だ。確かに、車であふれるマンハッタンをスイスイと自由に疾走する自転車のスピード感は爽快ではあるのだが、自転車に乗ることを考えても、車を運転することを考えても、歩道を歩くことを考えても、どう考えても危険。カー・アクションならば、道路を逆走しようが、ショーウィンドウに突っ込もうが、海に飛び込もうが、これはフィクションと割り切って楽しめるのだが、やっぱり自転車は圧倒的に無防備で、どうしても割り切って楽しむことが出来なかった。
ワイリーを追う“悪役”が、博打の借金で追い詰められた刑事というのも小物過ぎたか。
物語自体が小さくまとまってしまった感否めず。
日常がとんでもない非日常に繋がるギャップの大きさが欲しかったところ。
学歴がありながらもメッセンジャーとして今この瞬間を生きるワイリーにしても、一生メッセンジャーを続けられる訳じゃない。
いずれ将来について何らかの決断をしなければならない時が来るはずなのだ。
と考えてしまうのは、私が年をとった証拠かもしれない。
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