「【”超高速自転車便”ニューヨークの街中をバイクメッセンジャーが車が行き交う中、高速でメッセージを届けるために駆け抜けるサスペンスアクション 。ハラハラします。】」プレミアム・ラッシュ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”超高速自転車便”ニューヨークの街中をバイクメッセンジャーが車が行き交う中、高速でメッセージを届けるために駆け抜けるサスペンスアクション 。ハラハラします。】
■人と車がひしめき合うニューヨーク。
バイクメッセンジャーのワイリー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は持ち前の自転車テクニックで街を疾走していた。
ある日、知り合いの中国人女性・ニマ(ジェイミー・チャン)から1通の封筒を託される。
だが、これをきっかけに彼はとんでもない事件に巻き込まれていく。
◆感想
・バイクメッセンジャーのワイリーが、車行き交うNYで、走行ラインを想定しつつ、失踪す様は斬新である。
ー 走行経路を数パターン、シュミレーションした表現は面白いし、ハラハラする。
しかもワイリーが乗るスポーツサイクルは、ノー・ブレーキ仕様である。(もちろん、今は禁止である。)ー
・彼のスポーツサイクル走行テクニックは見応えがある。
ー 良い子は真似をしてはイケマセン。相対する車と逆行して走るシーンなど。-
■今作がやや残念なのは、ギャンブルに嵌ったマンデー刑事(マイケル・シャノン)と、自分の息子を入国させるために、中国人女性・ニマが、託した手紙の辺りの描き方が粗い点であろう。
当時、有名俳優が多数出演しているのに、日本公開が見送られた理由も何となく分かる。
(その後、極一部の劇場で上映したそうである。)
<今作は、若きジョセフ・ゴードン=レヴィットのスポーツサイクルテクニックを愉しむ作品であろう。
悪徳マンデー刑事を演じたマイケル・シャノンの存在感も良いのであるが、すこーし軽い作りだったかなと思った作品である。>
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