劇場公開日 2013年2月23日

  • 予告編を見る

「エンタテイメント」遺体 明日への十日間 myshaさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0エンタテイメント

2025年8月23日
PCから投稿

単純

手慣れた作り。
ここは観客がグッときて泣くとこ!と狙ったポイントではちゃんとうるうるした。感動させるべく上手に作ってあるので感動した。
(被害に遭った人々の人生が大きく変わり今も沢山の人が様々な思いを底に沈めながら生きているのに、客の感情を操ることに躊躇いが無い。死者にも生者にも尊敬を欠いていると感じうんざりした。)

また実話ベースだし、物言わぬ人に信仰を尋ねることもできないのだから仕方がないのだけれど、このような時って仏教式対応オンリーで良いんだろうか。
弔う儀式は亡くなった人のために行うのではなく生きる人々の平安のためにあるのだと考えれば、日本で最多の支持者を持つ(30%ほど)仏教式が最大公約数的で安全度が高いのだろうが、不安が残る。特定宗教を拠り所にせず、亡くなった方をただ人として尊重できればそれが一番良いように思うのだけれど。

コメントする
mysha
PR U-NEXTで本編を観る