劇場公開日 2013年8月31日

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「やっぱり今でも大好きな作品」劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 白波さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0やっぱり今でも大好きな作品

2023年8月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

2021年6月23日劇場鑑賞(10周年記念上映会)
こちらは10周年記念上映会のものです。気がつくともう10年なんですね。
それとこの上映日、10年前の本放送最終回の日なんですよ。何とも気の利いた企画ですね。
この情報を知ったのがチケット発売1時間程前だった事もあって、すっごい驚いたのを覚えてます。しかも上映はバルト9のみ。
0時を回るとこれがまた熾烈で、発売開始2〜3分でソールドアウト状態でした。

さてこの作品、当初テレビシリーズ総集編の企画だったのが、制作スタッフの意向で後日談+過去エピソードの新作フィルムを追加した構成になってるんです。
皆がめんまと過ごした時間を思い出しながら物語は進行するのですが、
テレビシリーズを見てきた人には何とも胸にくるんですよ。
編集だけなく新規カットも結構多いので、ファンとしてはとても見応えもあります。
そして、かくれんぼは何度観てもダメですね。
どうしたって泣きますよあれは。
最後のお焚き上げも美しく、そこから流れる「サークルゲーム」がまた良いんです。
物語に沿ったような歌詞で、「青い栞」へのアンサーにも聞こえました。

上映後のトークは当初長井龍雪監督と、ぽっぽ役の近藤孝行さんの二人だったのですが、急遽キャラデの田中将賀さんも参加してのスタート。
中々興味深い内容が多く、こちらもとても楽しめました。

今回10周年記念という事で久しぶりにスクリーンで観ましたが、やっぱり今でも大好きな作品でした。
いつかまたスクリーンで観れますように。

白波