「痛いもの見たさ。」俺はまだ本気出してないだけ お水汲み当番さんの映画レビュー(感想・評価)
痛いもの見たさ。
タイトルですべてを言い尽くしている映画なんですね、これが。
40過ぎてマンガの素養もないのにマンガ家になると言い出して会社を辞めてしまう、イタい主人公を堤真二が演じているわけですが。
女房にも逃げられた理由が、そりゃそうでしょ、と一言で言えてしまうのがまた痛くて……。
もう、観てる側まで痛くて痛くて、そういう、背中に毛虫が走るような感覚を味わうためのマゾ映画なのかも知れません。
蛭子能収さんがチョイ役ででてるのですが、もうすこし、なんとか言ってやれよ、と思いました。
正直、酷い映画なんです。
だけど、こんな映画を見ようと思った時点で、すでに自分自身もロクデナシであるわけなので、大甘評価なんですが、そんな自分に★みっつ。
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