「無職でバツイチのフアンはマブダチのラサロと毎日釣りと昼寝の日々。フ...」ゾンビ革命 フアン・オブ・ザ・デッド よねさんの映画レビュー(感想・評価)
無職でバツイチのフアンはマブダチのラサロと毎日釣りと昼寝の日々。フ...
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無職でバツイチのフアンはマブダチのラサロと毎日釣りと昼寝の日々。フアンには離れて暮らす実娘カミーラがいるが、口だけで何しないフアンを見下している。そんな中街では穏やかだった人が凶暴になり仲間に襲いかかる事件が発生、どう見てもゾンビ化しているわけですが、ここはキューバなので挙動不審な奴はみんな「反体制」!そして街はどんどん「反体制」に占められていき、大切な家族が一人また一人と犠牲になっていく中、フアンは思いつく。こいつらをブッ殺して金儲けしよう!と。かくして大切な人を代わりにブッ殺します!とフアン殺人代行社は大繁盛。
タイトルから滲み出ている通り、英国産ゾンビの傑作『ショーン・オブ・ザ・デッド』の影響が色濃く、フアンとラサロのバカ中年ぶりが身につまされます。どさくさに紛れて人間もブッ殺す狂犬キャラのラサロは新味。良質なゾンビ映画なのでキューバの内情をそこまでチャカして大丈夫なの!?と心配になるくらいコケにしつつ、ハバナ辺りのラテンな風景もきっちり切り取ってるので、ラテン好きの人は飛び散る肉塊と血飛沫の間にホッコリ出来ること間違いないです。
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