「設定は良いが、分かりづらい作品」スクワッド 荒野に棲む悪夢 カピバラさんの映画レビュー(感想・評価)
設定は良いが、分かりづらい作品
音信不通の基地に乗り込んだある小隊。
そこには大量の血痕と日誌、拘束状態の女が一人いるのみであった。
日誌には驚くべき内容が記されており、次第に小隊は
仲間内で不協和音が生じ、深い疑心暗鬼へと堕ちて行く…という展開。
ネタバレは禁物なので、核心部分には触れない様に軽く話します。
まず、小隊は基地に着く前に、ある事をしてしまいます。取り返しのつかない事です。
その時点で隊員の心は引き裂かれてボロボロな訳です。それから疑心暗鬼状態にはまってしまうのです。
これらの事をしっかり頭に入れておけば、会話内容やストーリー展開も断片的に理解出来ます。
ただ、物凄く分かりづらいんです。脚本は突飛で面白いんですが、どうせなら分かりやすい展開にすれば良かったのに…と思いました。
本作はそのわかりづらさが楽しみポイントなのかも知れませんが…
不思議な体験をしたい方にはお薦めします。
コメントする