劇場公開日 2013年3月8日

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「【”カリフォルニア穴コンビVSメキシコ麻薬カルテル”ドラッグを巡る騙し合い、血と暴力、拷問シーン満載のスリリングムービー。いやあ、残虐シーンが、爽快です!!】」野蛮なやつら SAVAGES NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 【”カリフォルニア穴コンビVSメキシコ麻薬カルテル”ドラッグを巡る騙し合い、血と暴力、拷問シーン満載のスリリングムービー。いやあ、残虐シーンが、爽快です!!】

2025年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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■純度の高い大麻栽培を成功させ、ビジネスで成功したチョン(テイラー・キッチュ)、ベン(アーロン・テイラー=ジョンソン、O(オフィーリア)(ブレイク・ライヴリー)の3人は、不思議な三角関係のままカリフォルニアの陽光が降り注ぐ中、愛欲の日々を過ごしていた。
 そんなある日、メキシコの巨大麻薬カルテル”ババ・カルテル”から手を組まないかと、誘いを受けた3人は危うさを感じ、国外逃亡を企てる。だが、Oが組織に誘拐されてしまい、カリフォルニア穴コンビ(チョン&ベン)は、メキシコの巨大麻薬カルテル”ババ・カルテル”~Oを救出すべく、危険なミッションに乗り込んで行く。

□序文
・以前、仕方なくメキシコに出張に行った際に、現地コーディネーターから何度も言われた事。
 1.夜だけでなく昼も一人では、絶対に出歩かない。例え大都会メキシコ市内でも。
   ⇒ジャパニーズ・ビジネスマンは誘拐の格好のターゲット。
 2.メキシコ麻薬カルテルに属する連中は、見かけは人間だが、中身は全く別物の生き物である事。

 - だが、それはフィクションであるかもしれないが
   1.「悪の法則」・・マイケル・ファスペンダー演じるコンサルタントが、危うい仕事に手を出したために、美しきペネロペ・クルス演じるフィアンセを誘拐され、彼女はスナッフフィルムに出演させられ、斬首されゴミ捨て場に捨てられる。
   2.「ボーダーライン」・・今作出演のベネチオ・デル・トロが登場のFBIとメキシコ麻薬カルテルの攻防を描く
   を見ていたので、仕事以外では大人しくホテルに居た。移動は重装備のSUV・・。嗚呼、こわ。-

◆感想

・今作は上記2作と比べると、残虐度合いはややマイルドである。(マジっすか!)けれども、冒頭から”ババ・カルテル”を裏切った男達の首なし死体が吊るされているシーンをカリフォルニア穴コンビは見せられ、ビビる。
 どうも、メキシコ麻薬カルテルは、斬首がお好きなようである。

・今作が面白いのは、カリフォルニア穴コンビがビビりながらも、最愛のO(オフィーリア)(ブレイク・ライヴリー:この人、ホント年取らないな。俺ちゃんのお陰かな?)を救出するために、悪徳捜査官デニス(ジョン・トラヴォルタ)を引き込み、対峙していく姿であろう。

・それにしても、”ババ・カルテル”を仕切るエレナ(サルマ・ハエック)の部下、ラドを演じたベニチオ・デル・トロは、若い頃は美男子だったのに、ドンドン顔付が怪しくなって行き、メキシコ麻薬カルテルの映画には欠かせない。薬をやっているのかな?

<カリフォルニア穴コンビVSメキシコ麻薬カルテルの騙し合いを描く今作は、ラストは観る側まで騙しに来るのである。
 流石オリバー・ストーン監督。ナカナカな作品である。>

NOBU
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