「場当たり的なご都合主義、極まれり」劇場版 とある魔術の禁書目録(インデックス) エンデュミオンの奇蹟 にゃーむこさんの映画レビュー(感想・評価)
場当たり的なご都合主義、極まれり
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非常に人気のライトノベル原作のTVシリーズからの劇場作品、ということでそれらは未読未見、予備知識はネットの断片的なキャラ情報のみ、の状態で観ました。
わざとらしい上に微妙な台詞回し、キャラの動機や行動理由がいまいちよく分からないしで、全体を通して非合理的でストーリーは破綻している。
例えば、冒頭でヒロインが襲われるシーン。何故3人一緒の時に行動を起こしたのか。別れてからマンションなりを強襲すればいいわけで、その際に護衛との戦闘で部屋が壊れた事にすればヒロインが一緒に住む流れも不自然ではない。
とまあ、突っ込み所が多過ぎてあまり楽しめなかった。
翻って、絵は綺麗だし、戦闘シーン等は非常によく動き、CGにも力が入っていて、これは一見の価値ありと感じた。
素材も良さそうなだけに、惜しいなと思う。
脚本だけなら評価1、素材と作画スタッフの健闘にプラス1させて頂いた。
好きな人が見たら腹を立てるかも知れないが、好きな人は話の整合性等が気にならないのだろうかと逆に問うてみたい。
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