「豪華キャストだけれども」清須会議 pullusさんの映画レビュー(感想・評価)
豪華キャストだけれども
1582年に実際に起きた清洲会議の事件を下敷きに、三谷幸喜監督が17年ぶりに書き下ろした小説を、自ら脚色し監督も務めた時代劇。役所広司、大泉洋、小日向文世ら総勢26人の豪華キャストが登場する。
が、豪華キャストに対して、内容が地味だった。歴史好きには面白いのかも。誰でも楽しく鑑賞できるのが三谷監督作品のよいところならば、今回はちょっと拍子抜け。しかし三谷監督曰く、本作はコメディではなく喜劇としていることから、三谷監督の狙い通りということか。少年の時代から自らを歴史オタクと称する三谷監督。本作の構想に40年かかったとは、恐れ入る。
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