エンド・オブ・ザ・ワールドのレビュー・感想・評価
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ラストシーンにすべてが集約されてるね
地球が滅亡する事になり、周りがどんどん狂っていくが
きちんと終わらせようとするドッジに共感が持てる。
海岸のシーンは本当に美しい。まさに楽園だった。
狂わず流されなかった人たちが最後に行き着いたんだななんて。
そこまで重くもならず、あんな結末なのにハッピーエンドと
思わせるのは主演の二人の力なのか。
ラストシーンでお互いがお互いを救った、これがこの映画のすべてだと思う。愛おしい映画。
残された人生で何をすべきか?と、色んな考えをする人間が見られる。...
残された人生で何をすべきか?と、色んな考えをする人間が見られる。毎日パートナーを替えセックスしまくる男、殺人を請け負う奴、そして暴動・掠奪を繰り返すふとどき者。そんな中で最も多いのが、人生最後の日々は家族と一緒に過ごす人たち!
ペニー(ナイトレイ)は恋人と別れ、最後の飛行機に乗り遅れたと言って、初めて会ったドッジに泣きついてきた。間違い配達の手紙は高校時代の恋人オリビアからのものがあり、最後に過ごすのは離婚したばかりのオリビアだと信じたドッジは、知り合いに自家用飛行機があると言って、ペニーとともに旅に出る。途中、ヒッチハイクで乗せてもらった運転手は銃弾に倒れ、元カレの家を訪ねたり、束の間の幸せの日々を送る。たどり着いたオリビアの家では、ドッジは会おうとせず、自分を捨てた父親の元を訪ねるのだ。そこに自家用機があったから・・・
ペニーをイギリスまで運ぶように父親に頼むが、孤独の中で最期を迎えようとしたドッジのもとに突然ペニーが・・・
ディザスタームービーではなく、あくまでも低予算の静かな作品。ただ、きわめてアメリカ的な発想であり、どことなく違和感が残る。これなら、がん告知されて余命いくばくか・・・という作品と大差ない。ディザスターじゃないならそれでもいいけど、もっと世界観を表現してもらいたい。
小惑星の衝突が3週間後に迫った地球。保険セールスマンのドッジは妻に...
小惑星の衝突が3週間後に迫った地球。保険セールスマンのドッジは妻に逃げられてしまうが今までと変わらぬ生活を続けていた。そんな彼の生活に泣きながら飛び込んできた隣人ペニー。最後の日々をイギリスの両親達と過ごすはずが飛行機に乗り遅れてしまったと錯乱するペニーの部屋にかつての恋人オリヴィアから自分宛の手紙が誤配されていたことを知ったドッジは、彼女に会うためペニーと旅に出る。
百花繚乱の終末ムービーの中で本作はかなり異色。後3週間で地球が滅亡するというのに保険会社に通勤し続ける冒頭からオフビートなギャグが散りばめられてはいるもののコメディと呼ぶには淡々とし過ぎですが、終末を目前にした人々が採る様々な行動をつぶさに観察しながら、人生に一番必要なものに近づいていく主人公達を見つめる暖かい視線が印象的。アナログレコードに拘った細かい設定とサントラの選択も独特で、随分個性的な映画だなと思ったら監督は新鋭ローレーン・スカファリア。男性監督にありがちな押しつけが皆無なのも腑に落ちました。
うーん
私は凄く時間がない。
競争社会で生きていると実感がある。
だけど、もし世界の終わりを迎えるとしたら誰と過ごすか。
やっぱり家族だな。
恋人じゃない。と今日この映画のお陰で悟った。
父との和解、恋の芽生え。あのお手伝いさんも良かったなぁ…
世界の終わりという設定の映画の中で不思議な部分も沢山あった。
だけどキーラナイトレイが美人だから許せる。
男性のキャラも悪くない。
だけど、忙しい私は観ても観なくても良かったと思ってしまったので2.5
だけど家族の尊さを気づかせてくれたので星3つにしました。
ロマンスを推すなら世界の終わりなのに割と皆が切羽詰まってなさそうだったのは気にしてはダメなのよね。
孤独死は嫌だから、誰かと一緒に死のうか
総合:60点 ( ストーリー:60点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:70点 )
地球が滅亡するというのに、暴動なども多少はあるとはいえ社会がけっこうまだ機能している。焦点は滅亡する地球ではなく、そこにいるありきたりの一市民の行動である。世界の消滅を目の前にしても、一人の個人が全てが消え去る前に何をするのかだけを追いかける。
全体として深刻さの少ない軽めの演出だし、世界が滅ぶ設定ではなくてもこの程度の話は描けるのではないか。展開としても、好きな人がいたのに会ったばかりの人を選ぶし、異常事態だからどんな異常が起きても不思議ではないとはいえ、あまり共感出来なかった。結局、1人で死ぬのが嫌だから、適当な誰かと一緒にいたいだけじゃないの。
家政婦のエルザ、テレビが家にないのか何も知らないで能天気に次の週の仕事ばかりを気にしている。世界の滅亡よりも目の前の仕事。何気に印象に残る役どころだった。
惜しい。最後の孤独がもっと。
乱交パーティになるところや、結婚に行列ができるところはありそうでよかった。最後彼女を飛行機で帰すところまでは共感できるところが多く非常によかったが、彼女が帰ってきたらなんの意味もない。すべてを台無しにするエンディングだった。本当、ハッピーエンドでないと気が済まないのは哀れに感じる。
正当な評価がされていない作品を全力で擁護させていただきます!
私の最後の人になって。
あと二週間程で地球が滅亡するなら、好きだった人に会いに行ってキーラと同じ台詞を言いたいと思います。
ほら、平井堅の「楽園」の歌詞のようにです。
「U&I最後の日にはこんなふうに、君と体を重ねていたい」ですよ!
この曲凄くよくて、こう続きます。
消えゆく蒼い空の影
降り積もる真っ白な雪
楽園に最後の華
彩るだろう
Let me fly 世界が終わる
その時には強く抱きしめているよ
U&I指を絡め
愛を何かをここに残していこう
あ、妄想し過ぎて、なんか泣きそうです(笑)
でも-、最後の人候補が、現時点で三人います。絞れ……、ません!
でも絞れたとしても、そうもしてはいられないので、最終的には夫の傍で死ぬんですけど。
えー、夫の傍で死なないと駄目!?
小惑星が衝突して、地球が数週間後に滅亡するというお話です。実はこのフリは、映画はB級、音楽A級の「フラッシュゴードン」と凄く良く似ています。フラッシュゴードンは、月でしたけど。本作もちょっとフリが雑なんですが、でもマジSF映画ではないのでいいんです!
主人公ドッジ(スティーヴ・カレル)の奧さんが出て行って、飛行機に乗り遅れて泣いている隣人ペニー(キーラ・ナイトレイ)と出会って、ペニー宅に間違って届けられたドッジの元カノの手紙を見つけて、二人で元カノを探しに行く。って流れが凄く上手くて。
途中二人がバーに寄るんですけど、この後ペニーが「(地球が滅亡するから)私の最後の人になって」 ってドッジにエッチを迫るんです。私も、絶対にこれやる(笑)!って冒頭の話に繋がります。すみません。
でも、キーラ・ナイトレイって、なんでこんな顔して笑うんだろう?こう、鼻に皺をくしゃっと寄せる感じ。スタートレックの「クリンゴン人」みたいになるから、止めた方がいいと思う(ファンの方すみません)。
でも地球は滅亡しちゃうけど、そんなに鬱々とした内容じゃないんです。
バーで働く男性が言うように、「(地球滅亡するから)みんなすっごく仲良くなれたー!」な映画です。
ラストの方で、いきなり大御所が出て来るし(お久しぶり)!そんな大御所演じる父親とも、ドッジは和解できます。だって、地球が滅亡するから。
一週間早まって、あと十六時間で地球滅亡するってのに、来週もドッジ宅に掃除に来るというマイペースな家政婦のおばちゃん。さよならの挨拶をするニュースキャスターの最後の言葉。The Walker Brothers の「Stay With Me Baby」が流れて、停電、キャンドルにライトオン、そして、玄関先の暗闇に立つペニー!
この流れに、完全に心を掴まれました。息を飲んだ!素晴らしい。
滅亡が近付く中、ベッドに横たわる二人の会話も凄くいい!
特にペニーの台詞の「私達、お互いを救ったのね」が、きっとこの映画のテーマです。
どんな状況であれ、自分を救ってくれる人に出会えるのは奇跡。
やっぱり絶望しないと、奇跡って起こらないんですか?
原題が「seeking a friend for the end of the world 」
世界の終わりに、友達を見つける。みたいなタイトルです。
このseekingは、一般的に形がないものを探すときに使うと思います。例えば「真実」とか。
つまり二人が捜していたのは、元カノではないんですよね。
で、見つけたんですよ。
凄くいいタイトルだと思いません!?
なのにこの邦題。残念です。
それにしても、あと二週間で地球滅亡。それもいいかな?と思ってしまう私がいます。
ただ、夫の傍で死ぬのか?
今の所、決心がつきません。
文字通りの期間限定
明日がまた同じように来るなんて、本当は誰にも分からないのに、明日、来週、来月のことを考えて私たちは生きている。
未来があると思うから、我慢したり、躊躇したりすることもある。
でも、三週間後、惑星群が地球に確実に衝突し、この地球に生きるものに等しく終わりが訪れるとしたら、その時、人間は、あなたは、私は一体何をし、最期をどう迎えたいと思うのだろうか?
これを観た人は誰もが自分だったら?と考えずにはいられないと思う。
おそらく、先があると思って我慢したり、躊躇したりしていたことなんてどうでもよくなるんじゃないか?
この物語の主人公ドッジの妻リンダのように、浮気妻は即座に浮気相手の元に走るだろうし、ペニーのように海の向こうの家族が恋しくなるに違いない。
本当に大事なもの、帰りたい場所が見えてくる。
擬似的にこういうことを観る人に考えさせるという意味でとてもいい着想だとは思う。
しかし、このラストは腑に落ちなかった。
ドッジとペニーが別れ難くなるのは理解出来るが、いくら強くドッジに惹かれ、残り時間は少ないとしても、高々一週間の付き合い。やはりペニーは家に帰るのが妥当では?
やはり時間の重みというものは大きいと思う。あくまでも個人的な意見ですが。
ペニーを演じたキーラ・ナイトレイはこういう等身大の役というのは新鮮でチャーミング。もっとこういう天真爛漫な彼女が見たいと思った。
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