「もしも愛するひとが帰って来たら。」黄泉がえり しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
もしも愛するひとが帰って来たら。
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DVDで2回目の鑑賞。
原作は未読です。
もしも、死んだはずの愛するひとが還って来たら…。
私だったらどうするだろうと考えながら観ていました。
いろいろな形の愛のドラマが描かれていて、終始涙が流れっぱなしでした。親子、夫婦、兄弟、恋仲―どれもが失われたものを取り戻そうとするかのようなかけがえの無い時間を過ごしていて、私もそうするかもしれないなと思いました。
まさかそれが期限付きのものだとは…。黄泉がえり現象が一時的なものと判明してからの展開も切な過ぎて、それに「月のしずく」が拍車を掛け、涙が滂沱とこぼれました。
これからずっとそばにいると、なんの根拠も無く考えていたことが覆され、もっとこうしておけば良かった、もっと話しておけば良かった、と云う後悔の強さが自然と愛の深さに繋がっていることを実感し、心が暖かくなって来ました。
※鑑賞記録
2021/10/30:DVD
※修正(2021/10/26)
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