コルトマルテーズ 皇帝の財宝を狙え!

解説

フランスで『第7番目の芸術』と言われ、より大人の楽しみとして定着し、漫画の中で最も人気を誇るユーゴ・プラットの「コルト・マルテーズ」シリーズ(全16巻)がアニメーション映画化！。世界中を旅しながら様々な冒険を繰り広げるイギリス海兵隊員コルト・マルテーズの活躍を描く。声の出演は「ひとりぼっちの狩人たち」のリシャール・ベリ、「つめたく冷えた月」のパトリック・ブシテー。

2002年製作／92分／フランス・イタリア・ルクセンブルク合作
原題または英題：Corto Maltese: La cour secrete des Arcanes
配給：ファインフィルムズ
劇場公開日：2004年2月7日

ストーリー

1919年。ロシアでは革命後、革命政権と反革命軍の間での紛争が各地で勃発していた。そんな中、反革命軍政府の金塊を積んだコルチャック提督の装甲列車が、ロシアからシベリア、そして満州を目指してツンドラ地帯を駆け抜けていた。その財宝を執拗に狙う者たちが、争奪戦を開始しようとしていた。その争いの場に姿を現した男、コルト・マルテーズ。イギリス国籍を持つヨーロッパ人で、以前牛の輸送船・ボストニアン号の副長を務めていた。その時に、見習いとして船に乗り込んでいたジョン・リードにかけられた殺人容疑を弁護し、それをきっかけにコルト・マルテーズは職を失い、闇の世界に入ることになったのだった。彼は命の恩人である秘密結社レッド・ランタンからの依頼を受け、永年の友であり敵でもある脱走兵ラスプーチンと共に、装甲列車へと近づいていくが……。