劇場公開日 2001年1月1日

「モヤモヤが吹き飛ぶ刺激強めのコメディ」プロデューサーズ(1968) ししまるさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0モヤモヤが吹き飛ぶ刺激強めのコメディ

2022年11月1日
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映画タイトル出る前からの強烈さ

ジーンワイルダーて、おじさんなのにすごく可愛く感じてしまった。謎の魅力を持ってる人だなぁと思った。

ストレス発作のとき血がのぼって顔が赤くなるのあれどうやって撮影したんだろう。すごい。

主人公マックスのギトギトした演技力もスゴイ!!
マックスを見ていたら自分の悩みも忘れてもいい気がしてきて、マックスの吐き出す言葉は意地悪そなものなのになにか爽快感のようなものをおぼえてしまった。

老婦人たちに対していろいろ考えさせられて辛かったけど最後はみんな拍手してたから自分たちで立場を受け入れて夢を見させてくれたことに感謝があってしてることなのかなと、納得しようと思った。

脚本家に関してどんな発言をしていいのだろう。思想は良くないけど自分の脚本を踏み躙られて大怪我も負って可哀想になった…。歴史をちゃんと学ばなかったアホな日本人だからこんなこと思うんだろうな。

ヒトラー役の人の演技がとにかく上手で過激でたまらなく虜になった。

楽しく明るく終わるのがまたよかった!!

社会人になりたての頃にこの映画をミュージカル映画にリメイクしたのを観て、その時は元の映画を知らなかったけどハマって2、3回映画館に観に行ったのを思い出した。あれ、この話の流れ知ってるって、今回初めのタオルを出すシーンから思い出した。
本家を知ることができたのも良かった、しかも本家のほうが刺激強めに感じてよかった。

モヤモヤ悩みがあるときに観たら、ピッタリの映画でした。

ししまる