呪怨2(2000)のレビュー・感想・評価
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噂通り怖い。続編としてるがPart1とリンクはなくても怖い(謎解き...
伽椰子がいっぱい!
伽椰子と響子の章は前作をそのまま再利用。村上家での事件、中学での事件を調べていた吉川刑事(でんでん)が恐怖体験から警察を辞めてしまっていた。伽椰子の呪いが住んだ者たちや関わった者へ波及して、次々と事件が起こる・・・といった内容。
怖かったシーンは実家に戻っていたはずの響子(大家)が不動産事務所にもいる?と電話で連絡を受けたところ。古くからある幽体離脱、しかも日本の伝統的怪談に通ずるものがあった。どんどん呪いが拡散していくストーリーはさほど怖さを感じないけど、ちょっとしたところに怖さがある。
『リング』にも通ずる這いずり回る伽椰子のシーン。圧巻の伽椰子増殖シーン。これは面白い!やっぱり劇場版よりも面白い。そして全く解決できずに新たな犠牲者が出ると予感させるラスト。全部見なきゃ気が済まなくなる演出こそ恐怖だ。尚、若い市原隼人を見ることができる。
前編をおさらいしつつ、急カーブに進む怒涛の後半。
前作のシリアスホラーから急展開の後半は、不条理ギャグの世界へとジャンルが移行していく呪怨シリーズの原点にして最高峰作品。夫をフライパンバーン‼増える、ワープする、空間を歪ませる、幻影を見せる。鈴木響子の家での一連の出来事の畳み掛けはテンポも相まって圧巻。
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