チャンス・コール
劇場公開日:1995年7月3日
解説
ピンクサロンで働く女性と、そんな彼女に恋してしまう従業員青年との行き違いの愛を描いたドラマ。監督は日本映画学校出身の小沼雄一で、この作品において日本映画学校今村昌平賞を受賞している。「Made in 万福寺撮影所(日本映画学校)羽ばたけ、問題児たち」上映会にて公開された。16ミリ。
1995年製作/47分/日本
配給:日本映画学校=文芸坐
劇場公開日:1995年7月3日
ストーリー
ピンサロに勤めるりかは、今日もたくさんの男たちを相手に仕事に励んでいた。ところが、そんな彼女に店の従業員・厚が愛を告白する。郊外にデートした二人は、そこでいろんな話をして体を重ねた。しかし、初めての厚は早漏気味。りかを満足させてあげられないことに悩んでしまうのであった。そこで厚は店の女の子夫妻にセックスについて聞きに行き、りかにオルガズムを与えることに成功する。ところが、後にそれが演技であったことが判明してひどく落ち込んだ厚は、どうしてもりかを忘れられず、もう一度愛の告白を決行する。だが、厚は反対に「あなた、本気で人を好きになったことある?」とりかに問いかけられた。答えることの出来ない厚は、その場に佇むばかりだった。そんな厚を残して、りかは夕暮れの街の雑踏の中に消えて行った。
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スタッフ・キャスト
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