ツヨシしっかりしなさい

劇場公開日:

解説

女系家族の末っ子、井川ツヨシを主人公に、その家族との交流を描いたホームコメディ。もとは講談社の「週刊モーニング」、最近では「アフタヌーン」に掲載されていたものをフジテレビがアニメとして放送し、それをさらに劇場用アニメ化した。

1993年製作/30分/日本
配給:東映
劇場公開日:1993年12月5日

ストーリー

井川ツヨシは、二人の姉、恵子と典子、母親の美子からいびられ、家事全般を担当させられている中学三年生の男の子。恵子はどういうわけか、毎年大晦日になるとツヨシに八つ当たりをするのだが、九三年こそは災難から逃れようとツヨシは親友の渡辺司と共に遊びに出掛けた。しかし、誤ってタイムマシンに乗り込んでしまい、九三年十二月三十一日から八一年十二月三十一日にタイムスリップしてしまった。タイムマシンのエネルギーを集める玉、ハイパー・クリスタルを見つけなければ現代に戻れないと知った二人は、さっそく探しに出掛けるが、そこで出会ったのは、幼稚園生のツヨシとツヨシをいじめる恵子の姿だった。中学生のツヨシは、川に落ちた恵子を助けたことから実の姉に一目ぼれされてしまう。偶然ハイパーボールを拾って持っていた恵子は、お礼にそのハイパーボールをツヨシにあげた。二人は一緒に初詣でに行くことにしたが、ツヨシは現代に帰らなければならならず、恵子との約束をすっぽかした。恵子はそのとき初めて失恋の痛手を負った。そして現代、相変わらず不機嫌な恵子とツヨシ、典子、美子の四人は家族そろって初詣でに出掛けるのであった。

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