ドラミちゃん アララ・少年山賊団!のレビュー・感想・評価

監督は『エスパー魔美 星空のダンシングドール』『ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ!!』『映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』『映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ夕陽のカスカベボーイズ』『河童のクゥと夏休み』 『カラフル』『はじまりのみち』『百日紅 Miss HOKUSAI』『バースデー・ワンダーランド』『かがみの孤城』の原恵一 脚本は『フランダースの犬（1997）』『カラフル』『百日紅 Miss HOKUSAI』『バースデー・ワンダーランド』『かがみの孤城』の丸尾みほ 劇場版ドラミちゃんシリーズ第二弾 1991年公開『ドラえもん のび太のドラビアンナイト』併映 粗筋 22世紀で暮らすのび太の子孫セワシは自分の成績を上げるため先祖で1番酷いのび平の能力をアップをしようとドラミと調査ロボットのアララに戦国時代に派遣する 戦国時代とはいえ武将同士の戦の真っ最中ではなく比較的平和な貧村だが日照りで食料は乏しくそのうえがめつい領主の年貢の取り立てで村人たちは苦しんでいた ドラミは源しずかそっくりの村人の情報から山賊団に拐われたのではないかという情報を得てアララと共に山に行く おしずも同行 やはり山賊団に遭遇し襲われそうになるがポケットの中の道具で返り討ち 山賊団の中にはのび平がいた 山賊団は全て麓の村の子供たち 村人を苦しめる領主の米蔵から大量な米俵全てを盗んだ山賊団だが米俵と一緒にスネ丸を連れてきてしまった 山賊団とスネ丸はドラミの助力で野菜を育てた 他所の領主の結婚式に出席したため留守にしていたスネ丸の両親は米俵とスネ丸がいないことに大慌て 山賊団の仕業と知り家来とともに山賊団成敗のために山に向かうスネ丸の父 戦いの火蓋は切って落とされた 己の成績の悪さを先祖のせいにするセワシの姿勢を正さないドラミも優等生キャラに見えてドラえもん同様のポンコツな一面も アララがあまりキャラが立っておらずただただうざい存在だが終盤に意外な形で役に立った おしずはしずかの先祖？ タケ蔵はジャイアンの先祖？ スネ丸はスネ夫の先祖？ ドラミが次々と出す22世紀グッズもわりとスッと受け入れる戦国時代の少年たち なんやかんやで一件落着 腰元たちがスネ丸の我儘に「オロオロ」と声を出して狼狽える表現が好き 眼鏡をプレゼントされた近眼ののび太は視力がアップ 目がハッキリと見えるようになるとなぜか本来の姿に覚醒 勇気凛々と他の山賊団一員に米俵強奪を働きかけるまでに やすきよ漫才で西川きよしに眼鏡を取られた横山やすしは情けない姿で眼鏡を探すが眼鏡が戻ると本来の威勢の良い姿に戻る定番ギャグを思い出した 先祖たちの設定に多少の疑問を感じたが漫画の世界だしまあ大目に見よう のび平の両親のあの演出からして作品そのものが良い意味で悪ふざけなんだから 声の配役 22世紀でセワシと共に暮らすドラえもんの妹のドラミに横沢啓子（現・よこざわけい子） セワシの先祖を調べた調査ロボットのアララに山本圭子 先祖ののび平の能力を上げるために戦国時代にドラミととアララを送り込んだセワシに太田淑子 戦国時代の貧村から山賊団に加入させられたのび平に小原乃梨子 のび平と同郷で貧村生活が嫌になり山賊団を結成したタケ蔵にたてかべ和也 のび平と同郷でタケ蔵の太めな子分のゴロに桜井敏治 のび平と同郷でタケ蔵の小柄な子分のチビスケに西村智博 のび平と同郷でタケ蔵のノッポな子分のゲンタに鈴木清信 のび平と同じ村に暮らす友人で領主に奉公しているおしずに野村道子 領主の息子のスネ丸に肝付兼太 のび平の母に千々松幸子 のび平の父に加藤正之 タケ蔵の母に青木和代 タケ蔵の父に田口昂 ゴロの母に山本千鶴 チビスケの父に山崎たくみ ゲンタの父に中博史 村の男に巻島直樹 スネ丸の父に加藤治 スネ丸の母に鳳芳野 腰元たちに麻見順子 腰元たちに中沢みどり