その壁を砕けのレビュー・感想・評価
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ミッドナイト・エクスプレス
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映画は冒頭から渡辺という青年の視点で描かれるので、観客からすれば彼が無実であることは明白だ。あとはどのきっかけで冤罪が晴れるかがキーポイントとなる。
その点、長門裕之扮する警官がたまたま真犯人が橋の下に隠した金を回収に来たタイミングで遭遇する、というのはプロットとして弱すぎる。こんな千に一つもの僥倖に出くわさなければ、青年は罪を着せられたままだったことになる。
タイトルはちょっとひねりがなさすぎないか。総じて劇伴が大げさなのも気になった。
それにしても当時の長門裕之はサザンの桑田佳祐によく似ている。芦川いづみは早くに引退しているのであまり出演作を見ていないが、みずみずしい魅力にあふれていた。
夜中に一睡もせず長距離運転をするのは危ないと思う。
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