不道徳教育講座のレビュー・感想・評価
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茶の間で見れる楽しい娯楽映画
昭和34年の三島由紀夫原作の映画。三島由紀夫も冒頭登場する。
三島由紀夫死後50年を記念するNHK番組で、フリーアナウンサーの宇垣美里が一冊選ぶならとこの本を紹介していた。原作は読んでいないが、映画は喜劇。
道徳教育のモデル都市になるために市役所、警察、教育関係らが必死に住民に指導する。一方でそれに反対する若者の運動。そこに、文部省の役人で道徳教育界の権威が視察にやってくる。
いろんな仕掛けが絡み合い、ハラハラしながらもスピーディに物語が展開し、見ててとても面白い。このような映画なのにタイトルとは「ズレ」ている感じがするが、茶の間の娯楽映画として今見ても楽しいと思う。
(Amazon Prime)
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