「コメディアンタッチのホームドラマで面白い!」誘惑(1957) M.Joeさんの映画レビュー(感想・評価)
コメディアンタッチのホームドラマで面白い!
「誘惑」のタイトルから何かサスペンス的なものを創造したが、昭和32年の明るく楽しいホームドラマ。それにしてもこの時代に立派な豪邸、センスのいい洋服屋、女性たちのとってもおしゃれな服装、前衛芸術家集団の若者たち、ダンスパーティとペアのダンス、ケータリング、やもめの父や娘の相手探しなどなど、テンポよくそして明るく物事が展開していく。そこには恋するシーンもタイミングよく盛り込まれている。
左幸子、渡辺美佐子、芦川いづみの若い頃のとても愛らしい表情が心を和ませる。
画家の東郷青児、岡本太郎の本人が登場しセリフを言うシーンもある。
何か幸せを感じる映画であった。
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