野郎! 地獄へ行け

劇場公開日:

解説

山村英司・犬伏太市の脚本を「君は狙われている」の井田探が監督した、事件記者と麻薬Gメンが主人公のアクション・ドラマ。「素晴らしき遺産」の柿田勇が撮影した。

1960年製作/62分/日本
配給:日活
劇場公開日:1960年7月29日

ストーリー

白昼のビル建築現場で、落下した鉄骨により一人の老人が死んだ。かけつけた新聞記者小石川は、それが恋人良子の父桜井なので驚いた。桜井は意外にも麻薬中毒にかかっていた。小石川と良子は、桜井の日記を調べ、彼が二百万円の借金に苦しんでいたことと、彼の死の秘密がどうやらキャバレー・シルバーにかくされているらしいのをつきとめた。良子はピアノひきとしてシルバーにつとめた。その頃、ある不動産会社の老社員林田という男が、アケミという女にひっかかってたちまち百万円の借金を作ってしまった。その負い目から、彼はシルバーの社長大沼により、麻薬運搬人として使われるようになった。そして警察に密告を決心した時、彼は前の桜井と同じように、コンクリート・ミキサーに投げこまれて殺された。大沼がシルバーに帰るとサブという男が、彼に雇ってくれと待っていた。彼は香港の殺し屋だと自称して大沼に雇われた。良子が桜井の娘とわかると、大沼一味は彼女を地下室におしこめた。サブがその彼女を処分すると申し出てホテルにつれ去った。小石川も捕えられ、ダイナマイトをしかけた倉庫に入れられた。サブがどこからともなく現れて彼を救った。サブは小石川をつれて逃走する大沼を車で追った。そしてサブは大沼の自動車のタイヤを撃ち抜き、車を横転させた。彼は麻薬取締官であった。良子も彼の手で保護されていた。小石川は特ダネを急いで社に知らせた。

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