はったり二挺拳銃
劇場公開日:1960年7月29日
解説
伴淳の帰国第一回作品で、「お嬢さん三度笠」の小国英雄の脚本を「流転(1960)」の福田晴一が監督した喜劇。撮影も「流転(1960)」の片岡清。
1960年製作/92分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1960年7月29日
ストーリー
加瀬仁太郎はインチキ興行師で、一人娘とよ子には肩身の狭い思いをさせぬため、女子大を卒業させた。ところが、縁談はどれもダメでとよ子は父を激しくせめた。仁太郎は同僚の土屋六造とアメリカの西部劇スター、テッド・ケリーを招んで国際的興行をやる相談をした。仁太郎は亡妻の兄橋詰栄吉から五十万借り、丸の内に事務所を開き、英語教師に富田民夫を傭うなど、準備をすすめた。ケリーがやって来た。ところが芝居は出来たが、射撃はだめだった。おまけに契約代行人ホイットマンと秘書のジョージ・藤本が契約金を持ってドロンした。各地からの興行の注文が殺到した。事情を知ったとよ子は父を励まし、ケリーの影の人物を雇うことにした。その人物は射撃の名手で仁太郎の弟子村井政一、司会に富田を起用した。各地の興行は大ヒット、とよ子も“ウィリアム・テル”に一役買って出た。神戸では園長森村の要請で、聖母園の孤児たちを慰問した。インチキに気づいた森村も、子供たちのために黙視した。慰問の後で、聖母園に銀行強盗が逃げこんだ。知らせを聞いたケリー、政一の活躍で犯人を逮捕した。ケリーは興行で得た金を聖母園に全部寄附して帰国した。銀行ギャングを撃ったのも彼の奇蹟的な手柄だとわかった。
スタッフ・キャスト
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加瀬仁太郎伴淳三郎
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とよ子城山順子
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ふみ浦辺粂子
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村井政一三木のり平
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富田民夫トニー谷
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橋詰栄吉中村是好
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土屋六造小川虎之助
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山下伊之助上田寛
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吉田茂青山宏
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テッド・ケリージェリー伊藤
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ジョージ・藤本大泉滉
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宏須賀不二男
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宏の仲間A中原功二
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宏の仲間B天王寺虎之助
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加瀬芸能社事務員田中謙三
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加瀬芸能社事務員光妙寺三郎
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加瀬芸能社事務員滝沢ノボル
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加瀬芸能社事務員曽呂利裕平
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加瀬芸能社事務員宮城稔
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加瀬芸能社事務員成田舟一郎
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加瀬芸能社事務員安田昌平
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加瀬芸能社事務員田端義夫
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豊岡から来た男A山路義人
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豊岡から来た男Bサトウ・サブロー
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ウエスタン歌手小坂一也
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臨港ホテル番頭永井邦近
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臨港ホテルメイド檜敦子
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臨港ホテルメイド夏木恵梨
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聖母園職員大東弘明
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聖母園職員井上晴夫
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聖母園職員久保恵三郎
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聖母園職員和歌浦糸子
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森村源之丞森繁久彌
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蔦屋の主人森八郎
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蔦屋の主人吾妻道代
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聖母園園児目方誠
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神戸港の警官浅岡襄
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神戸港の警官滝裕児
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聖母園の副神父林彰太郎