刑事物語 前科なき拳銃
劇場公開日:1960年6月11日
解説
刑事物語シリーズの第五話。長谷川公之の原作を、原作者自身と宮田達男が脚色し、「刑事物語 銃声に浮かぶ顔」の小杉勇が監督した。撮影も同じく「刑事物語 銃声に浮かぶ顔」の間宮義雄。
1960年製作/51分/日本
原題または英題:Sa Poule
配給:日活
劇場公開日:1960年6月11日
ストーリー
ある初夏の夕方、場外場券売場に強盗殺人事件が起った。佐藤部長刑事は、ただちに現場検証に飛び出した。チューリップ・アークのラバソールの靴跡が残されていた。売場主任殺害の兇器は前科リストのなかにない、わが国では珍らしいゲルニカ銃だった。数日後、モンタージュ写真を持って繁華街を歩いていた部長刑事の保郎と、父親の佐藤刑事は、犯人とおぼしき二人の男を訊問中、突然、相手の男の拳銃に、佐藤刑事が左腕を撃たれた。腕から摘出された弾丸は、売場主任殺害のものと同一で、犯人が確認された。--浅草のヌード喫茶ペリジェンヌ。犯人の恋人がここにいることを聞きこんだ保郎が張りこんでいた。が、ミドリは現われなかった。保郎は彼女のアパートに向った。そこで、犯人の一人信吉が射殺されていた。その夜、保郎らは犯人の一人八郎の恋人サヨ子のアパートに張りこんだ。サヨ子は八郎とともに運転手を脅迫し、トラックで脱出を図った。これを知った保郎はただちにパトカーで追跡した。やがて、河原に追いつめられた八郎の手に、保郎によって手錠がかけられた。
全文を読む( を含む場合あり)
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る