波止場野郎
劇場公開日:1960年4月26日
解説
「さいころ無宿」の大和久守正の脚本を「続べらんめえ芸者」の小石栄一が監督したアクションもの。撮影は「ずべ公天使」の高梨昇。
1960年製作/71分/日本
配給:第二東映
劇場公開日:1960年4月26日
ストーリー
新一は暗黒街に生きる自称ハマの顔役。何度か傷害罪で警察にあげられたが、気っぷのよさで島村刑事や三浦刑事に可愛いがられていた。新一に対抗しているのが昌竜丸の船長藤田だ。彼はボス王秀沈の命令で謀報員ギルバートの所持する秘密文書を奪おうとした。ギルバートを昌竜丸に拉致した。新一の仲間タツがこれを見、昌竜丸に乗りこんだが捕えられた。タツの恋人マリが新一に助けを求めた。新一らが駈けつけた時、昌竜丸は爆発し海底に没した。愛人を失ったマリは、故郷へ帰る決心をし東京駅を発った。前に座った男は藤田だった。藤田が生きているのならタツも?横浜駅で下車した藤田の後をマリは追った。途中、新一に連絡し彼らのアジトも見つけたが、藤田の配下の弾に倒れた。新一らが駈けつけ拳銃戦が展開した。意識を恢復した新一は、幼友達紀子のベッドに寝かされていた。--王の情婦李紅玉は、場合によっては王を射殺せよという命を受けていた。王は本国の指令を無視するのだ。紅玉と王が対決した。そこへ、島村刑事からの連絡で新一が駈けつけた。驚くべきことには、王は新一がGメンの旦那と慕っていた三浦刑事だったのだ。王は新一に拳銃を向けた。危機一髪、島村が王の拳銃を射ち落した。横浜港、新一がタツたちのことを思い浮かべながら悄然と海を眺めていた。その傍には紀子がいた。
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スタッフ・キャスト
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