水戸黄門漫遊記 怪魔八尺坊主

劇場公開日:

解説

尾形十三雄の脚本を、「緋鯉大名」の深田金之助が監督した娯楽時代劇。撮影は脇武夫。

1960年製作/69分/日本
原題:Some Pumpkin
配給:第二東映
劇場公開日:1960年3月22日

ストーリー

泉州堺にやって来た黄門一行に不思議な事件が待ちうけていた。美人をのせた神輿が奇怪な一団に襲われ、泉州屋の娘お藤がさらわれたのだ。八尺坊主の仕業だ。八尺坊主とは、美しい娘をさらう正体不明の八尺以上もある大男たちの一団である。翌日、泉州屋はお藤の身代金として二万両を奪われた上、強力な火薬を打ちこまれた。--隣の紀州藩城下町和歌山にも八尺坊主の暴威は及んだ。黄門は縁あって旅をともにしている玄徳一座の連中と一計を案じた。お弓以下一座の女芸人に女装した一座の者をまぎれこませ、わざと八尺坊主に誘惑させて一味の本拠をさぐろうというのだ。案の定、一味はお弓たちを連れ去った。さらに、和歌山城主頼直らを乗せた御座船がいずこともなく消え去ったのだ。これは、大沼伊勢守の全国制覇の野心と、十万両の小判と美しい日本娘を五十人ほしいというオランダ商人ピカールとが結託した陰謀だった。八尺坊主は、伊勢守腹心の南方人バタン等七人兄弟だった。頼直一行、お弓らを救って脱出しようとする黄門らの行方に、新式砲が炸裂した。しかし、紀州家家臣の助勢に一行は力を盛りかえし、一味を倒すことができた。

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