五匹の紳士のレビュー・感想・評価
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分かりやすい仏映画だね。でも、浪花節。
『人間なんてみんな死刑囚よ。いつかは死ぬわ』要は日本人の死生観なのかね?
メコンと言うキャバレーって、正に1966年はベトナム戦争の激化する時代。
日本は東京オリンピックが終わって、景気が低迷。ビートルズの影響や向精神薬の違法な流行。そして、ヒッピーのサブカルチャー。
そのベトナム戦争は1975年4月30日にゃっと終わる。
浪花節だよ~ん人生は。
人間に限らず、生き物は必ず死ぬんだけど、死刑囚にたとえるって事は「生きたい」ってことでは無く「死にたくない」って事なんだなぁって思う。
話はご都合主義で、うまく大団円を迎えるが、その安息期間も1975年位から影が差し出す。
と僕は当時思っていた。
金と破滅と男たち
五社英雄監督1966年の作品。
映画監督デビュー後時代劇続いていたが、初の現代劇。
元銀行員の笈田。上役の令嬢と婚約していたが、交通事故で人を殺めてしまい、獄中の身。出所を翌日に迎えた時、獄中で知り合った男・千石から3000万円山分けの話を持ち掛けられる。出所後千石の愛人に会い、3人の男を殺して欲しいと依頼される…。
そう易々と大金が手に入る筈がない。引き換えの殺人依頼。
普通だったら躊躇する所だが、事故とは言えすでに人を殺めている。金にも目が眩み…。
失った幸せを金で取り戻そうとする男の顛末。
標的の3人の男。
元警官、ストリップ小屋勤務、元ボクサー。
三者三様。転落した男たち。彼らに何があった…?
千石と3人は現金強奪を計画。今隠した金の在りかを知るのは千石のみ…。
大金を一人占め。山分け予定だった3人も消す。
話を持ち掛けられた笈田だって、きっと…。
さらに、千石たちに金を奪われた某国人の殺し屋も迫り…。
金に目が眩んだ男。
金に翻弄された男たち。
金を一人占めしようとする男。
欲と思惑が交錯。“五匹の紳士”とは何と皮肉なタイトル。
仲代達矢、平幹二朗、井川比佐志、田中邦衛ら若き日の名優たちが破滅に向かって突っ走る。
滅びゆくアウトローたちの姿に、五社イズムが光る。
もっと欲しくなるのが、カネ
主人公(仲代達矢)は出所直前、同房の男から出所したら三人の男を殺してほしい、と頼まれる。
お金に目がくらみ、殺しに出かけるが、殺されていた。
彼らは組織のカネを盗んで隠したらしく、組織も追いかけていたのだ。
なかなか面白かった。
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