劇場公開日 1964年9月23日

竜虎一代のレビュー・感想・評価

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4.5ヤクザ映画で本格的な特撮シーンは珍しい

2023年10月30日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

興奮

原作は「無法松の一生」の岩下俊作。明治24年、鉄道建設に反対する石岡組・川船頭たちと、鉄道工夫・松橋組たちの争いに、東京から流れてきたやくざ、草刈信次郎(鶴田浩二)が絡む。草刈(鶴田浩二)に惚れる酒亭の酌婦くみに佐久間良子、草刈を追う刑事・三杉に加藤武ほか、天地茂、藤純子、千葉真一など魅力的なキャストが揃い、ストーリー(脚本・村尾昭)も面白い。監督は東映社会派アクションのルーツ小林恒夫。デビューした深作欣二や降旗康男ほか東映の後進監督たちに多大な影響を与えたという。私の好きな特撮シーンの一つに、鉄橋が爆破され、機関車が川に落ちる、東映特撮の重鎮・矢島信男のリアルな特撮シーンがあります。役者との合成が上手くいって意表をついた爆発になっており、ヤクザ映画で本格的な特撮シーンは珍しい作品です。CS放送をDVDに録画して鑑賞。

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papatyan