黒の商標のレビュー・感想・評価
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黒シリーズの中でも傑作サスペンス
黒シリーズ第5作の『黒の商標(トレードマーク)』は、ブランド品偽造を追及しようとすると殺人が次々と起こるハラハラドキドキの傑作サスペンス映画であった😱💦 宇津井健と藤由紀子をメインに、高松英雄・三島雅夫・浜村純・江波杏子など大映映画で良く見るメンバーだが、やはり藤由紀子の美しさが際立つ。しかし、藤由紀子は田宮二郎との結婚を機に引退して、女優としての活動期間が1961年~1965年と短かったが松竹から大映に移ってから数々の佳作に出演した女優であった。 さて、本作はタイトルどおり、有名ブランドにそっくりの偽ブランド商品を売って儲けまくっている悪人と、悪事を暴こうとする(偽ブランドを作られた側の)社員(宇津井健)の追及行動に、以前会社と家族を奪われた男(浜村純)の娘(藤由紀子)が加わってグイグイ進むハラハラドキドキが見事である。 「犯人探し」・「真相に近づくと証人が殺される殺人」・「黒幕と推測される男の秘書になる藤由紀子」・「カーチェイス」など、見どころ満載。 日本映画でここまで面白いサスペンス映画はあまり無いかも…と思ったが、けっこう有るか…😄笑 黒シリーズは全11作。 やはり、未見の残り3作も見なければ…🙂 <映倫No.13299>
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