二・二六事件 脱出のレビュー・感想・評価
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指令!総理を脱出させよ!
実話ベースの映画です。
二・ニ六事件で総理大臣の邸宅が青年将校らによって襲撃され、総理の義弟が総理に間違われ殺害された。青年将校たちは総理を殺したと信じており、総理の側近たちはどうにか将校たちに気付かれないように総理を邸宅から脱出させようと試みるが……というお話し。
ニ・ニ六事件を扱った映画の中でもトップレベルの面白さです。
ただしある程度のニ・ニ六事件の事前知識がないと面白さは半減するでしょう。
映画の中では視聴者がニ・ニ六事件を知っている前提でストーリーが進んで行きます。
また注目すべきことにこの映画で速水友常を演じた三國連太郎は、同じく二・二六事件を扱った映画「戒厳令」で北一輝を演じており、一緒に観るとさらに面白いです。
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タイトルなし(ネタバレ)
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こんな事あったのだろうか?
僕は知らなかった。
いずれにしても、立法は全く機能していないので、司法、行政も同様である。そもそも、226事件も末端のトカゲの尻尾切りに終わっている。だから、大日本帝国は戦争を避けられなかった。
勿論、三権分立が整っていないわけだから、立法に当たる皇室を日本のファシズムと見るのはオカシイ。やはり、行使したのは軍部であり、もし、日本に『ヒトラー』がいるとすれば、軍部(軍隊)の誰かになる。従って、敗戦後それが、あやふやになって、もみ消された様になっている。
この場合も反乱軍とされているわけだが、この後、日本は戦争に入る。つまり、彼らはヒール役。各論反対かも知れないが、総論は賛成部隊と言う事になる。だから、東京裁判の際のA級戦犯も同様だと思う。彼らはヒール役に過ぎず、日本の再軍備を望むDNAは残るのである。
むっちゃ面白かったよ!
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