「わがまま小僧コラッ!…最後は感動(泣)」おばあちゃんの家 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
わがまま小僧コラッ!…最後は感動(泣)
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第39回大鐘賞最優秀作品賞受賞作。
Amazon Prime Videoで鑑賞(字幕)。
わがままなサンウに嫌悪感を抱きました。子供なんてそんなもん、と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、なんでそんな酷いことを言い、そんな嫌がらせが出来るのか、憎たらしくて堪りませんでした。親の躾が悪いのは明白。と云うかそもそも、韓国は儒教の国じゃなかったのか?
それでも、おばあさんはサンウを叱らず、サンウのわがままを叶えようと自分の身も省みず一生懸命。おばあさんの優しさと愛にサンウを憎たらしく思った心が浄化される様で…
大きな出来事が起きるわけでは無かったけれど、淡々とした話運びの中におばあさんの人柄が滲み出る演出が良かったし、サンウがおばあさんに心を開いていく過程が丁寧に描かれていて、サンウがかわいく見えて来るから不思議…
別れの前日、ふたりが静かに涙を流すシーンと、文字の書けないおばあさんのためにお気に入りのキャラのポストカードを使って、「会いたい」と「体が痛い」を伝えるための手紙をつくってあげたサンウの思い遣りに大号泣でした。
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