劇場公開日 2023年1月6日

「【ソウル育ちの我儘小僧と、田舎で暮らす口が効けない文盲のお婆さんとの一夏の交流を描く。田舎の郷愁を覚える風景や田舎の人達の優しさも良い。シンプルながら、心に残る作品である。】」おばあちゃんの家 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【ソウル育ちの我儘小僧と、田舎で暮らす口が効けない文盲のお婆さんとの一夏の交流を描く。田舎の郷愁を覚える風景や田舎の人達の優しさも良い。シンプルながら、心に残る作品である。】

2023年1月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

幸せ

ー 孫と祖父母が仲が良いのは、何故だろう。ー

◆感想

・序盤は、娘から一夏祖母に預けられたサンウの我儘放題な態度に、”韓国は儒教の国だろう。もっとお婆さんに優しくしろ!”等と思いながら鑑賞。

・お婆さんは腰が曲がって口が効けないが、何故か村や町の人達から愛されている。人柄なんだろうな・・。

・サンウは、徐々にそんなお婆さんが自分に対し、無償の愛注いでいる事を感じ取っていったのではないかな。
 村の少年少女の優しさも・・。

<愈々、明日サンウがソウルに戻る日の晩、サンウはお婆さんに簡単な文字を教えてあげる。
 そして、涙を流す。お婆さんも。
 別れの日にサンウがバスに乗る際にお婆さんに渡した彼が大切にしていたロボットの絵が書かれた紙。
 そして、その裏に書かれていた言葉”会いたいよ”
 その後、お婆さんから届く葉書にも”会いたいよ”と書かれている。
 今作は派手さはないが、良き作品であると思う。>

NOBU
しろくろぱんださんのコメント
2023年1月31日

いつも共感頂いて
ありがとうございます。

この作品は配信で観ました。
今回映画館で観たかったのですが
わたしの県では上映されなくて残念です。

ワガママな孫に
おばあちゃんの優しさ
懐の深さに胸打たれました。

しろくろぱんだ
レントさんのコメント
2023年1月30日

こんばんは。レビューで書きそびれたのですが、わたしが本作で一番感動したのはまさに作品ラスト。あんなに腰の曲がったおばあちゃんが坂道を普通に歩いて登ってゆく姿でした。あの姿を見て、ああ、長年ここで暮らしてきたんだなあと、何とも感慨深い気持ちになりました。

レント