「日本の探偵の元祖!」犬神家の一族(1976) アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
日本の探偵の元祖!
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金田一耕助という超有名な探偵でありながら、実はあまり知らなかったのでNetflixで見てみました。いやー、なんと言うか濃かったです。
全体的に流れる昭和な雰囲気が良いですよね~。なんだかレトロで実際知らなくても懐かしい感じです。そんなレトロな中で起こる殺人事件、見せ方がインパクト大!首ちょんぱして人形とすげ替えたり、湖から足だけ生えてたり。途中いきなり白黒になったりしましたし、作っててインパクトのある画作りをスゴい考えたんだろなっと思いました。
金田一のボーっとしつつも視点が鋭いキャラクターを若かりし頃の石坂浩二が演じています。パッと見は害もなくゆるそうな雰囲気なので、犯人を追い詰める時もズバッ!というよりジワジワ行く感じでした。時折目だけアップになったりするのも、監督が演出を試してたんでしょうね。
でも、個人的に一番気に入ったのは金田一ではなく、警部の「よし、わかった!」でした。これは真似してしまいそうです。
調べてみると金田一耕助は日本三大探偵の1人なんですね。でも、この日本三大探偵って言われてるのが全部昭和初期でいささか古い作品ばかり・・・。探偵小説好きな方は現代版だと誰になるか考えてみるのも面白いかもしれないですよね。
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アキ爺さんのコメント
2019年11月20日
m@yu-chan-nelさん、コメントありがとうございます。
横溝正史の作品って余り観たことないんですよ。本作もnetflixに上がってたから観てみたぐらいで。「八つ墓村」は実話がベースなんですね?有名なので、いつかトライしたいと思ってます!