レスビアンの女王 続・桐かおる

劇場公開日:

解説

“桐かおる”シリーズ二作目。異色レスビアン・ストリップで有名な桐かおるの実生活と様々なショーを描く。脚本は「主婦の体験レポート 続おんなの四畳半」の松岡清治、監督は「お柳情炎 縛り肌」の藤井克彦、撮影は「トルコ風呂(秘)外伝 尼僧極楽」の畠中照夫がそれぞれ担当。

1975年製作/72分/日本
配給:日活
劇場公開日:1975年8月23日

ストーリー

辣腕セールスマン・絵川恒平の妻・小枝は、夫の帰宅がいつも遅いために悶々とした夜を過ごしていた。そんなある日、小枝はふと桐かおると春日トミのレズ夫婦を見かけ、夫にはない頼もしさを桐に感じた。突然、恒平は会社から左遷を命じられた。情報収集のため肉体を利用した女が、今度業務提携する会社々長の姪だったのだ。ヤケになった恒平は、彼に同情を寄せる冬子の体をむさぼるのだった。小枝はストリップ小屋の楽屋に桐かおるを訪ね、ホテルで彼女に抱かれた。かつて一度も味わったことのない陶酔の極致だった。小枝は桐の紹介でホステスを始めたが、それをかぎつけた恒平が連れ戻そうと現われた。二人は争ったがSM趣味のバーテンが恒平をロープで縛りあげた。鞭を持たされた小枝は、突如凶暴になって彼を打ちはじめた。その時冬子が飛び込んで来て、恒平をかばい、はれあがった恒平の全身にキスの雨を降らせた。桐はこの出来事をヒントに新しい舞台ショーの構成を想いついた。数日後。バーテンと春日トミの夫婦役に、桐が妻を奪いに現われ、SMが展開されていくという「残酷レスビアンショー」が、スポットライトの下で演じられている。レズの味に憑かれた小枝は新しい相手を求めてさまよい、恒平の姿は意外にもはるか海上を行く貨物船のデッキ上にあった。

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