時空の旅人のレビュー・感想・評価
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信長は本能寺で…
ネタバレ… 織田信長は本能寺で死にます
キャッチコピー「信長は、本当に本能寺で死んだのか?」が
流行語になりましたが、タイムトラベルの歴史改変モノですが
一周回って「何も変わりませんでした…」のオチだった
俺的には、信長がタイムスリップして核戦争前の未来に
タイムスリップとか有っても良かった様な…
もう一つのキャッチコピー「敵は、本能寺に有り…」も、流行語に
なりました… 両方とも15秒CM内に入る言葉
角川映画の「宣伝力の強さ」を象徴した物ですが、逆に言えば
角川制作でなければ、ヒットすら出来なかった映画と思われます
見終わって「主人公は誰?」の感が、あります
結局、時間を超えた少女の少年の純愛劇?… な部分で終わる
陳腐さが残る…
角川映画、特にアニメで「大層なスケールの物」を作ろうとして
失敗した感が…
原作は眉村卓の「とらわれのスクールバス」
同じ原作者作品で「迷宮物語」と、同時上映の予定でしたが、
そちらの方の制作スケジュールが遅れに遅れ「火の鳥・鳳凰編」と
同時上映に、切り替わりました
個人的には「迷宮物語」の方が、オススメです!!
もっとシンプルで十分
難解
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高校生の男2人と女1人が車の中で運転手(女の兄)を待っていた。
そしたら謎の未来人次郎が来て車に機械を取り付け、車ごとタイムスリップ。
その際に学校の先生も巻き込まれ、5人での旅が続く。
次郎は核戦争で地球が壊滅状態になった後の時代から来ていた。
その時代は、全員が平和に、そして幸せに生きる事が義務づけられていた。
市民は新しい町に閉じ込められ、その外の廃墟地域は存在を隠されていた。
そして歴史に興味を持つ事も禁止され、興味を持った者は記憶を消されていた。
次郎はそれに反発し、タイムマシンを盗んで過去にやって来たのだった。
一行は東京大空襲や関が原の合戦や本能寺の変の時代を経験する。
過去を変えようとする者、それを阻止しようとする者など未来人も多く登場。
その攻防に巻き込まれながら、色々な経験をする。
最後はタイムパトロールと共に、信長を生かそうとする陰謀を防ぐ。
森蘭丸が信長と一緒に死ぬが、東京大空襲の時助けてくれた奴と同じ人物だった。
結局何やかんやで記憶を消されて元の時代の車中のシーンに戻される。
そしてまたいつもの日常が始まるのだった。
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中学くらいの時にやってた映画で、タイトルを知ってたので見た。
確かファミコンソフトにもなっていたと思う。
でもちゃんと見てなかったこともあるのかも知れないけど、内容が難解。
それが難解なだけなのか、ツッコミどころなのかもようわからんけど。
まず次郎が乗ってきたタイムマシーンは過去にしか行けない代物だった。
でも何故そんなものが存在するの?そんな製品を作った意図がわからん。
この世界はドラえもんの世界と同じで、歴史を変えるのは犯罪である。
なのに過去に行ったきり未来に帰って来ない奴がいたら、歴史が変わるよね?
少なくとも過去の時代にタイムマシンが残ってしまうよね?
あと何で森蘭丸と東京大空襲の青年が同一人物なのかも不明。
少なくとも東京大空襲の時点ではまだ一行は森蘭丸には出会ってない。
てことは赤い糸でつながれた的な解釈もできん。ただの偶然ってこと?
あと、過去に興味を持ったらアカンのに、タイムマシンに乗る人々は何?
一部のエリート達は過去を知っても過去に行ってもいいってルール?
あと「歴史に興味を持つな」って強要してる奴らは歴史を知らないの?
それはないやろから、やはりエリートだから許されてるってことかな?
戦争の歴史を作って来たのはいつの時代も市民ではない。
市民は戦争の歴史を知っているからこそ、常に戦争に反対している。
一部の権力者が権力の維持・拡大のため市民に戦争を強要するのである。
だとすると、市民に歴史を学ばせず、権力者のみが歴史を学ぶ・・・
その後にあるのは戦争以外にあり得ないように思うのだが。
あと、次郎が最後にタイムパトロールを裏切ったのもようわからん。
自分の命をつけ狙ってきた賞金稼ぎのサイボーグの味方をし、
突然歴史を変えることに加担するんやから意味がわからんかった。
でもね、その前のシーンで、本能寺の前夜に光秀を殺す輩がいた。
が、さらに過去に戻ってその輩を倒して、歴史は元に戻った。
タイムパトロールはこんな技を使えるんやから、もう何やっても無理ちゃうの?
36年の時空を経て。
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