「"人狼"」ヨーロッパ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
"人狼"
観る側を主人公に添えたような語りが催眠術を用いた手法で繰り出されるしてやったり感、ラストのオチを考えるとラース・フォン・トリアーの上から目線が癪に触りながら"ヨーロッパ3部作"は全てが衝撃的なエンディングを迎える後味の悪さ。
地味なウド・キアと『キングダム』でヘルマー医師を演じた役者が、初期のトリアーは自身が俳優として目立ちたがり屋が玉に瑕、ベルトルッチの『暗殺の森』とファスビンダーの『マリア・ブラウンの結婚』に実験的で斬新な映像描写が鬱気味にトリアーの色をぶち撒けた感じもする!?
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