「スケールアップした弔い合戦」男たちの挽歌 II SpicaMさんの映画レビュー(感想・評価)
スケールアップした弔い合戦
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「なぜ善人でいることはこんなに難しいんだ」
前作に引き続き、犯罪組織の摘発に燃える青年刑事キットに巻き込まれる形(キットに頼まれてはいない。弟への愛情から自発的に協力)で実兄のホー、そして各々恨みを抱える仲間達が結託し、組織撲滅のための捨身のドンパチ合戦を繰り広げる。
マークの双子の弟ケンとして連投のCユンファ。今回もクセのある演技で見せる。(ライターの炎を直接口入れるとかw。)
(そんなに一々ケンに通話の内容を伝えなくて大丈夫と思いながら見たw)瀕死のキットが妻と生まれたばかりの子に最期の電話をかける悲しいシーン、地面に倒れて危機のホーを仲間が援護射撃をする胸熱シーン、火薬を投げ込んで爆発を背後にして通路を歩いてくるクールなシーン(「レオン」を想起したが本作のほうが先)などが印象に残った。
また一人一人の戦いを追っていく撮り方は「七人の侍」だろう。
偽金担当だったロンの廃人ぶりが激しく、素晴らしい演技なのだが、私としては描写が長く感じた。
レスリーの歌も良かった。
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