憧れの舞台

解説

マリア・ロアジオ嬢主演のイタリア物。無声。

1921年製作/イタリア
原題または英題:Mara West

ストーリー

田舎に生まれたマラ・ウェストは舞台に憧れ父と争って家を出でたが苦心空しからず名女優と謳わるに至った。而して愛人フィリポを得て子まで成したが、フィリポは俳優として失敗者であったが為に却ってマラを妬み疑う様になり遂に彼女を棄ててしまった。数年後、休息を求めてマラが家に帰った時、彼女はフィリポが妹の恋人となっているのを見出した。今は亡き父親に託された妹の幸福を破るに忍びず、哀れマラは晴れの舞台の上で我と我が命を絶ったのである。

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