電撃特攻作戦

劇場公開日:

解説

ナチ・ドイツの侵略に抵抗したユーゴ・パルチザンの英雄物語。監督はハイルディン・クルババッツ、脚本はハイルディン・クルババッツとヴラスタ・ラドバノビッチが担当。撮影はオブニエン・ミリチェヴィッチ。出演はラド・マルコビッチ、バタ・ジボイノビッチ、リュビシャ・サマルディッチなど。

1967年製作/ユーゴスラビア
原題または英題:The Demolition Squad
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1969年

ストーリー

ナチ・ドイツのパルチザンに対する攻撃は日増しに激しくなっていた。そこでコルチャギン(R・マルコビッチ)は五人の部下とともに、ドイツ軍の飛行場爆破の任務をおって敵陣へ乗り込むことになった。だがドイツの警戒は厳しく、彼らのあせりはつのるばかりであった。そこで、“博士”(B・ジボイノビッチ)と呼ばれる男が一計を案じた。それはゲシュタポに化けて敵の目をごまかそうということだった。計画はうまくいったが、列車を降りた彼等は正体を見破られてしまった。そこでコルチャギンの恋人のオルガ(L・サマルディッチ)の家へ逃げ込み、再び綿密な計画を練った。夜が来た。飛行場に潜入した彼等は、ガソリンを積んだトラックでタンクに体当りしたり、機関銃を死にもの狂いで乱射したりして、次々と死んでいった。“博士”はすべての飛行機に爆薬をしかけ、敵兵の眼前でそのスイッチを押し、自らも自爆するのだった。数日後、コルチャギンとオルガ等、生き残った者達は、自分達の成果を哀しみとともにかみしめるのだった。

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